ル・ピディフ野外劇との相互交流など
市民創作「函館野外劇」の会の19年度通常総会が1月25日、函館市の芸術ホールで開かれ、18年度の事業報告と決算報告、20回公演の記念事業を含めた19年度の事業計画案と予算案がそれぞれ承認されました。
青函トンネルの開通・開業と青函博らん会が開催された1988年に第1回公演がスタートして以来、今年の公演で記念すべき20周年目を迎えます。この節目を飾る記念事業として3つの事業に取り組むことにしました。
第1は、高田屋嘉兵衛、土方歳三など、「星の城、明日に輝け」に登場する主な人物の末えいの方々に、それぞれの役で1回出演願うというものです。このことによる公演への関心・話題性の高まりと、出身地域に対するPR効果を期待しての取り組みです。
第2は、函館野外劇が火種をもらい姉妹提携している世界的にも有名なフランスのル・ピディフ野外劇が30周年公演を迎えることから、交流視察団を派遣するとともに、ル・ピディフ野外劇関係者の来函に合せ、20回記念公演の祝賀パーティを開催します。
第3は、20年前、特別史跡五稜郭での公演実現にご尽力いたゞいた文化庁の植木造元長官を招いての記念公演をはじめ、函館市関係者にグロード理事長をまじえた座談会を開催します。 |